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中世賎民の宇宙　ヨーロッパ原点への旅　阿部謹也

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『中世賎民の宇宙　ヨーロッパ原点への旅　阿部謹也』はセカイモンで9d7e6aa0e65406から出品され、493の入札を集めて04月14日 1時 13分に、3043円で落札されました。即決価格は3043円でした。決済方法はに対応。岩手県からの発送料は落札者が負担しました。ＰＲオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。

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中世賎民の宇宙　ヨーロッパ原点への旅\r阿部謹也\r筑摩書房　1987 初版\r\rヨーロッパ中世の人びとの心的構造の核にあるものは何か。大宇宙と小宇宙という二つの宇宙のなかで生きていた中世人が、キリスト教の浸透による時空観念の一元化、死生観の転換によって、畏怖の対象であった職業を賎視の対象としてみるようになってゆく過程を考察。（データベースより）\r\r【目次】\r私たちにとってヨーロッパ中世とは何か\rヨーロッパ・原点への旅ー時間・空間・モノ\r死者の社会史ー中世ヨーロッパにおける死生観の転換\rヨーロッパ中世賎民成立論\r中世ヨーロッパにおける怪異なるもの\rヨーロッパの音と日本の音\r\r元々は網野善彦歴史学を中心にして日本の中世における賤民史を個人的に研究していたのですが、\r　沈黙の中世 (平凡社ライブラリー)\rを読んでヨーロッパ中世の方にも興味が出てきたので\r　ハーメルンの笛吹き男―伝説とその世界 (1974年)\rと共に読んでみたのがこの本です。\rタイトルに相違する訳ではないのですが、メインテーマは賤民というよりは中世ヨーロッパの世界観そのものですね。\r賤民に関して日本と大きく異なるのは王の存在と（天皇とは違う）、キリスト教の勢力が強いという2点でしょうか。\r後は市場経済にしても時間の概念にして、大きくは異なる所は無さそうに感じています。\r特に前半を読んでいて思い出すのは数量化革命です。\r定量的な概念が無かった時代が丁度、「中世賤民...」のフォローする範囲とダブルのですが、「数量化革命」はその後の時代を変えた「数量化」（定量化）という世界を説明していきます。\r面白い本でした。\r\r図版多数\r\r全体に経年のヤケが見られますが中はきれいです。\r\r#阿部謹也\r#人文\r#社会\r#歴史\r#中世\r#社会史\r#死生観\r#死者\r#怪異\r#賎民\r#時間\r#空間\r#モノ\r#音\r#モノフォニー\r#ポリフォニー\r#ヨーロッパ\r#日本\r#本\r#BOOK\r#思い出本屋\r#思い出本屋西洋\r#思い出本屋西洋史\r#思い出本屋西洋中世\r#思い出本屋西洋文化\r#思い出本屋ヨーロッパ\r#思い出本屋西洋音楽\r#思い出本屋宗教\r#思い出本屋死\r#思い出本屋音\r#思い出本屋哲学・思想

カテゴリー:	本・雑誌・漫画>>>本>>>人文
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