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セミ・クリアなオレンジと肌色の胎に、美しい5本線紋のエッチド・カーネリアン管玉

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『セミ・クリアなオレンジと肌色の胎に、美しい5本線紋のエッチド・カーネリアン管玉』はセカイモンで555a7ff0712から出品され、503の入札を集めて04月07日 15時 27分に、3425円で落札されました。即決価格は3425円でした。決済方法はに対応。大阪府からの発送料は落札者が負担しました。ＰＲオプションはストア、取りナビ(ベータ版)を利用したオークション、即買でした。

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セミ・クリアな、オレンジ色と白がった肌色に濃いオレンジの斜め帯の胎に、同じ幅の線で5つの輪を美しく整然と施した、エッチド（腐食）・カーネリアン管玉です。入手時に、古代インダス文明（前2600-前1800年頃）のビーズと説明されました。カーネリアンは、含まれる不純物、鉄の量に拠り、オレンジから赤色を示し、また、メノウと同様に、脱色による白や灰色に、ときには半透明（セミ・クリア）とされます。エッチド・カーネリアンは、カリラという植物から採取したナトロン、天然ソーダの溶液で胎に腐食紋を施し、炭火鉢の上や炉により300°～400°の低温で焼成させます。カーネリアンはピンクから赤に変色し、また、溶液のために、紋様が施された石の表面に白い微視的な割れ目ができ、天然色が漂白され紋様部分の表面が崩れ浅いエッチド（刻まれた）紋様が残ります。　初期のエッチド・カーネリアンは、前2500～前1500年頃（History of Beads付表）、ハラッパー、モヘンジョダロ、南に約130㌔のチャンフダロ（前4000 年～前1700年）の遺跡などから出土します。後者では多くのエッチド・カーネリアンが出土し、制作の証拠となる断片や加工屑も発見されています。制作時期は、研究者Beckにより残敵的に3期に分けられした。初期のハラッパー期、中期のローマン期（前2C～後3、4C）、晩期のイスラム初期以降（6～7C以降～中世）で、時期ごとに、モチーフも変容しました。　そのモチーフは、初期には無限大（横向の８の字）やアイ（目）など、中期に亀甲や横線（双円錐に）、横線にジグザク紋で、晩期には「亀甲に点」や植物図などとなります。　本品、管玉の横線紋モチーフは、Beckの初期モチーフに見られ、前8C-前5Cのミヤンマーやタイ南部の発掘でも出土します。その後も制作されますが、少なくとも初期に発掘が確認されています。晩期には、雑な作りの球形や丸板となり、線紋も幅の違いやカスレが見られますが、本品は整然とした線紋で、比較的早期の制作です。　双方からの穿孔で、順に丸く彫った孔は端で広く奥で狭く（13枚め）、中央での双方穿孔の繋ぎはズレ、早期制作ビーズと判明します。本品は、淡いセミ・クリナな胎に4000年の悠久な歴史を凝縮させています。サイズ　高さ約13.5㍉　幅　約5.5㍉孔径…約２㍉

カテゴリー:	ホビー・楽器・アート>>>美術品・アンティーク・コレクション>>>その他
商品の状態:	目立った傷や汚れなし
配送料の負担:	送料込み(出品者負担)
配送の方法:	佐川急便/日本郵便
発送元の地域:	東京都
発送までの日数:	2~3日で発送